大川入山編 ああ霧氷 その3
大川入山の横岳から山頂までは、「霧氷ショー」が続きました。しかも青い空が広がってきて、青を背景にその白さが際だっていました。以前、紅葉で錦の色に染まっていた木々が、今日はまるでガラス細工でつくられたような氷で覆われていて、とても美しかったです。登山道周辺にある木々の美しさを見ているだけで、十分今回のトレッキングの意義はありました。
やがて、木々の間から大山入山の山頂付近の霧氷がちらちらと見えてきました。「早く行かないと、氷がとけちゃう!」とあせる気持ちはありましたが、慌てずゆっくりと山頂をめざしました。足元の雪はよく踏み固められており、アイゼンはいらないぐらいでした。太陽も昇ってきたので、それほど寒さを感じず、むしろ暑くて服を脱いでいました。
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